こんにちは、Takahiko(@takahiko1969)です。
今日もUnity入門書籍のレビューをしていきますので、よければお付き合いを。
本日レビューするのはこの本です。
【どんな本か】
「放置ゲーム」と「サイドビューアクション」を題材にスマートフォン用ゲームの作り方が学べるUnity入門書。通称:和尚本といわれるこの書籍、初心者だけでなくベテランのUnityエンジニアからも評価の高い一冊となっています。
【ここが素晴らしい!】
サンプルゲームの題材スマホ時代を代表するジャンルになっている
他の書籍もサンプルゲームをスマートフォン用にビルドする方法は載っていたりしますが、この和尚本ではサンプルゲーム自体が最初から「放置ゲーム」や「サイドビューアクション」というスマホゲームとして有名なジャンルを題材にしているので、スマホゲームの開発に興味がある方はぜひともこの和尚本をやってみるべし!
サンプルゲームの内容が濃い
他の入門書籍に比べてサンプルゲームの完成度が非常に高いと感じます。作ったゲームを少しいじって、素材なんかを変えるだけでもApp StoreやGoogle Play Storeで公開できると思います。
アセットストアのおすすめとそれ以外のフリー素材サイトも紹介している
アセットストアの中で使えそうなアセット(無料)とストア以外のフリー素材サイトがURL付きで紹介されているので、自分でゲームを作る際に非常に役立つ。サンプルゲームを作る過程で実際にフリー素材をサイトから落としてくる箇所があるので、使い方もきっと大丈夫!
制作したゲームの収益化に言及している
ここは和尚本最大の特徴といっても良いかもしれません。有料アプリの宣伝方法、アプリ内課金、無料ゲームの収益化方法など、今ここで書ききれないくらいの著者の知恵が詰まっているので、初心者に限らず、アプリゲームでお金を稼ぎたい人はこの章を絶対に読むべし!
【ここがおしい!】
スクリプトを書く量がとにかく多い
先日のレビューでは、「上達のコツはとにかく数をこなすこと」という趣旨の話を書きましたが、C#についてあまりわかっていない初心者がこの量のスクリプトを書くということは、最初のうちはほぼ写経にならざるを得ないのが辛いところ。この本では前書きにあるように、姉妹本のC#の説明箇所をPDF化したものがダウンロードできるようにはなっているので、「変数」なんじゃそりゃ、と思ったそこのあなたはまずPDFを読んでから本に取り組むべし!
【まとめ】
Unityを使ってスマホゲームをリリースしたいと考えている初心者にとってはまっさきに取り組むべき本ではないでしょうか。上でも書きましたが、最後の著者のアプリ収益化に関する記述だけでも必ず読んでおいたほうがいいと思います。
ここまで読んでいただき感謝です!
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