こんばんは、Takahiko(@takahiko1969)です。
今日はこれまでレビューしたUnityの入門書のまとめ的なものを書いてみます。
個人的見解ですが、よかったら参考にしてみてください。
【どの本をやればいいの?】
結論から言うと、ひよこ本でも猫本でも和尚本でもどれでもいいです。
書店やAmazon等で立ち読みして自分のフィーリングに合うと思ったものを選ぶことが一番ではないでしょうか。たとえ、どんなに良いと他の人に言われている本でも自分が面白いと思えるとは限りません。
「百聞は一見に如かず」なので、立ち読みする等して実際に読んでみることに勝る方法は無いと思いますが、私の過去レビュー記事も参考にしてもらえたら嬉しいです。
【結局どの本が一番(BEST HIT)なの?】
私は今回、時間と機会に恵まれたので3冊とも取り組むことが出来ましたが、Unityを勉強しようと思っている人全員が同じようにできるとは思わないので、それぞれ1冊ずつ向いていると思われる使用シチュエーションを回答します。
学校や何らかの形でUnityの団体と繋がりがある人
学校に所属していたり、何らかの形でやUnityの団体に所属している(=困ったときに聞ける人がいる)そんなあなたにはひよこ本をお勧めします。
Unity2018入門 最新開発環境による簡単3D&2Dゲーム制作 (Entertainment&IDEA)
- 作者: 荒川巧也,浅野祐一
- 出版社/メーカー: SBクリエイティブ
- 発売日: 2018/08/22
- メディア: 単行本
- この商品を含むブログを見る
理由はシンプルで、「サンプルゲームを改造する余地がある(≒著者の色が出すぎていない)」からです。
これは知り合いの方から聞いた話なのですが、著者の方荒川巧也さんは実際に専門学校で教鞭を執られており、このひよこ本も実際に講義などで使われているようです。
講義で使うということを前提にするのであれば、レビュー記事で書いたC#の記述の薄さは埋められるでしょうし、何よりアセットストアの素材だけでサンプルゲームが作成されているため、この本のサンプルゲームを基にして自分のオリジナルゲームをApp StoreやGoogle Play Storeに比較的簡単にリリースできると思います。
実際僕の知り合いもUnityを初めて2ヶ月程度でこの本のサンプルゲームを改良してアプリのリリースまでやってました。
サンプルゲームの面白さはUnity初心者にとって今後を左右する重要なモチベーションUp要素になりますが「自分で考えて何か作品を作る」 ということを考えた場合、サンプルゲームはあまり完成されすぎていない(≒著者の色が濃くない)ほうが良いのだなぁと気付きました。
一人でとにかくゲームを作ってみようと思っている人
そんなあなたには猫本をおすすめします。
Unityの教科書 Unity 2018完全対応版 2D&3Dスマートフォンゲーム入門講座 (Entertainment&IDEA)
- 作者: 北村愛実
- 出版社/メーカー: SBクリエイティブ
- 発売日: 2018/06/21
- メディア: 単行本
- この商品を含むブログ (1件) を見る
これも理由はシンプルで「UnityとC#について1から丁寧に図解で説明されている」からです。
今の時代、インターネットで調べれば(検索エンジンで「Unity 変数とは」とか調べる)、UnityやC#で疑問に思うことの殆どは答えが見つかるかもしれません。
しかし、ゲーム作りに興味をもって、Unityの勉強を始めたばかりの初心者にとっては「何がわからないのか分からないんだよ!」という場合のほうが多いと思うのです。(経験談)
そこをこの猫本はUnityインストールからスマートフォンでゲームを動かすためのビルドまで丁寧に解説してくれています。
とりあえずこの本を仕上げて、2章のC#の説明を繰り返し読んで理解できるようになれば、一つステップアップしたと言えるのではないでしょうか。その後は自分で作りたいものを決めて、わからないところは適宜検索エンジン等で調べながら完成までいけるはず!
とにかくスマートフォンゲームをつくりたいんじゃあ!という人
そんなあなたには和尚本をおすすめします。
ここまでスマホゲームにフォーカスしているUnityの教本は存在しないのではないでしょうか。というより、Unityでスマホゲームを作りたい人にとっては事実上の国定教科書といっても過言ではありません。
ここまでスマホゲームにフォーカスしているUnityの教本は存在しないのではないでしょうか。というより、Unityでスマホゲームを作りたい人にとっては事実上の国定教科書といっても過言ではありません。
Unityでスマホゲームを作りたい人、スマホゲームの収益でおこずかいを稼ぎたい人、ゲーム作家として生きていきたい人は絶対にこの本を読むことを強くすすめます。
Unityでのスマホゲームの作り方のみならず、アプリの収益化まで踏み込んだ記述をしてくれているのは作者のいたのくまんぼうさんが現役のゲーム作家だからなのかと思います。
最後に
3冊のレビュー記事を書いている時点で本当はどれか1冊おすすめを決めようと思っていました。
しかし、知り合いのUnityエデュケーター(教育者)の方やUnityエンジニアの方と話をしていると、どの本が一番良いのかはその人の環境によるし、そもそも私にとってBEST HITな本が他の初心者にとっても一番とは限らない、ということに気付かされたので、今回のようなまとめ記事を作成してみました。
もちろん余力がある方は1冊といわず、今回紹介した本全てに取り組んでみる、というのも全然ありだと思います。
Unityを始めようと思っている or 始めたばかりの方が少しでもUnityを面白く使いこなせるようになってくれたらと願ってやみません。
今後もUnityの教材についてはレビューしていこうと思っていますので、よかったらたまに覗いてやってください。
最後までお付き合いThank youです!
ブログ村のランキングに参加してみました。
よかったら、クリックお願いします。