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人生いろいろ

社会的養護とは?

こんにちは、Takahiko(@takahiko1969)です。

寒いと思って厚着をして出かけたら、電車や室内では汗をかいてしまい逆に寒かったです。最近の風邪対策のBest Hitは手洗いとうがいを普段以上にしっかりやることです。
何事も基本が一番大事だなと感じる今日この頃ですが、皆さまいかがお過ごしでしょうか。

 

実は、先日某児童相談所の建設計画について書いた記事を想定していたよりもかなり多くの方に読んでもらうことが出来ました。
読んでくださった方、SNS等でシェアしてくださった方、本当にありがとうございます!

そこで、これは多くの人に興味を持ってもらうチャンスだと思いましたので、今日は改めて社会的養護についての個人的な見解を書いてみようと思います。

 

そもそも社会的養護ってなんだっけ?

まずは一番基本的なところから、社会的養護ってそもそも何を意味しているのでしょうか。

正直、この字を見ただけで、どんなことを意味しているのかイメージ出来る人は殆どいないのではないかと思います。

厚生労働省のHPには以下のように書いてあります。

社会的養護とは、保護者のない児童や、保護者に監護させることが適当でない児童を、公的責任で社会的に養育し、保護するとともに、養育に大きな困難を抱える家庭への支援を行うことです。
社会的養護は、「子どもの最善の利益のために」と「社会全体で子どもを育む」を理念として行われています。

なんだか、行政が書く文章はどうしても形式ばっていてイメージが湧きにくい気がするのは私だけでしょうか。

個人的な解釈ですが社会的養護とは、要は「保護者などの親族だけで面倒を見られない(≒そうすると子どもや家族に不都合がある)場合に地域や自治体、国家で支援したり保護したりしていきましょうよ」ということかなと思うのです。

それが具体的には、先日の記事で書いた児童相談所のことだったり、児童養護施設や母子生活支援施設のことだったりするのかなと思っています。

後は地域的な活動で言うと子ども食堂なんて言うのもありますね。

これは、個人で善意の主婦がやっている場合もありますし、NPOなどの法人がやっている場合もあります。ここ2年くらいでその数が7倍増えているというデータもあるそうです。

某区の児相の件のように、少し悲しくなることもあったりしますが、こうして志や気持ちのある方が沢山いらっしゃるというのは本当に素晴らしいことだなと思ったりします。

 社会的養護について個人的な見解

社会的養護というのも色々な形がありまして、行政や自治体、社会福祉法人が主となって児童養護施設自立援助ホームを設立してその枠組みの中で子どもたちを育てるという方法、地域で子ども食堂のように一定の部分で面倒を見る方法、そして、こっちはあまり詳しく無いのですが、個人が里親として子どもを引き取って自分たちの家庭の一員として育てる方法もありますね。

家庭で愛情をたくさん受けて育つのが一番だ、という考え方もあるかとは思いますが、なかなか全ての家庭がそう上手くいかないのが現実なのかなと思ったりするのです。

もし、実の親族を頼ることが出来ない場合、子どもたち(特に18歳未満の子たち)はどうすればいいのでしょうか、私もそうでしたが、子どもは自分で助けを求めることがなかなかできません。それは親や親族への愛情があるからだったりすることもありますが、一番は家以外で生活して生きていける方法もあるんだよ、ということを知らないからだ、と思ったりするのです。

いくらインターネットがあるとはいえ、20歳未満の子たちが手にすることのできる情報量はそこまで多くはありません。それは、施設にいる子、貧困状態にある子に限らず、皆等しくそうだと思うのです。人は経験して失敗して色々なことを吸収していくものだと思っています。

この記事に書くととんでもない分量になってしまうので割愛しますが、私も色々失敗は重ねてきましたし、今のところむしろ、失敗8割の人生といっても過言ではないかもしれません。

 

そこで、少しでも多くの人が社会的養護について知ってくれていると、それでハッピーになれる子たちもいるのではないかと思うのです。

社会的養護について、僕なりの見解は上に書きましたが、多分一番わかりやすいのは以下のサイトだと思います。よかったら見てみてください。

lightson-children.com

 

まとめ

児童養護施設や自立援助ホーム、そして困窮して困っている子たちは今この瞬間にも沢山いると思います。

前回の記事でも書きましたが、それに対して世の中の人すべてが支援するべきだ、とは言えませんし、思いません。

ただ、そういう世界もあるし、その世界で暮らしている、働いている人はこの世の中に割と沢山いるんだよ、ということは少しでいいので覚えていてくれたら嬉しいなと思うのです。

 

「無知の知」という言葉もありますが、まずは、どんなことでも知ることが一番大切なことだと思ってます。

少しでも多くの人がこれを機に社会的養護のことや児童福祉のことについて知ってくれて、一瞬でも考えてもらえたら嬉しいです。

 

雑記

ちなみに、私は音楽をブログの記事を書くときは音楽を聴きながら書くことにしていまして、今日はElton Johnというイギリスのアーティストの「Candle In The Wind」という曲を聴きながら書き上げました。1997年にダイアナ妃の追悼曲として一躍有名になった曲ですが、未だに史上最も売れた曲としてギネス記録で1位の座にいるようです。

よかったら、YouTubeなんかで検索して聞いてみてください。

今回から、趣味の音楽の話も雑記として少し入れさせてもらうことにしました。

よかったら、雑記もご一読いただけたら嬉しいです。

 

ここまでお付き合いいただき、ありがとうございました!

また次回お会いしましょう。

 

 

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