こんにちは、Takahiko(@takahiko1969)です。
先日3Dプリンタを使ってゴミ袋用のフックを作った話を記事に書きました。
その時に3Dプリンタで細かい備品をつくることに夢中になってしまいました。
それで新しい備品を作ったので記事にしてみます。
今回作ったもの
本棚の棚を支える金具です。
こんなやつです↓
ちなみに余談ですが、この金具、ホームセンターでは「棚ダボ」と言う名前で売られているそうです。
今回このパーツをつくる為にサイズの規格を調べようと検索して初めて知りました。
作り方
まずは計測
まずはサイズを知るためにインターネットで「棚ダボ サイズ」と調べて一般的な規格があるかを調べました。
しかし、調べて出てくるサイズはバラバラだったので自分で測って調べることにしました。
測ると言っても、丸くて細長いので定規やメジャーでは測れません。
そこでノギスという厚さや穴の直径を測る機材を使いました。
ちなみノギスは、球体の直径を簡単に測れるだけではなく、最小0.1mm単位から大きさを測ることができます。
3Dプリンタで何か細かい部品や丸い物を作ってみたい人は持っておいて損はないと思います。
1000円前後から購入できます。
計測が完了したら忘れないように図にして書き出しておきます。
CADでモデルを作成
仕事や趣味でCADをいつも使うというわけではないため、少ないパソコンのストレージにCADソフトをインストールするのは少し気が引けていたのですが、ブラウザ上で使えるTinkercad(ティンカーキャド)というソフトを紹介してもらったので、これを使うことにしました。
CADソフトの詳しい使い方は今まで全く知らなかったのですが、少なくともこのTinkercadは、Unityのように元々用意されている四角形や円柱を組み合わせて形を作ることができるので、凄く簡単に自分が望む形をモデリングすることができます。
こんな感じで円柱のサイズを入力しながら形を作っていきます。ほぼ完全に独学で調べたりしながら2時間ぐらい格闘しているとなんとなくそれっぽい形になりました。
3Dプリンタで印刷
モデリングする際は横向きに作ったのですが、印刷するためには立てて印刷した方が精度が高くなるとのことなので、立てて印刷することにしました。
印刷時間は16分でした。
ちなみに、こういう細かいパーツのを3Dプリンタで印刷する時の精度は高くしたほうがいいと思います。
ちなみに自分も一回精度を普通にして印刷したところパーツが少し潰れて印刷されてしまいました。
無事に印刷が完了したパーツはこんな感じです。
パーツを自分で作るより買ったほうが安い、という場合もあるかもしれませんが、3Dプリンタで何かのパーツの印刷に成功した時の嬉しさや喜びは本当にプライスレスだと思うのです。
ちなみに3Dプリンタ本体は安いものとは言えませんが、少なくとも3Dプリンタを購入する代金で「私なんでも自分で錬金できるから」という万能感が得られるのは間違いないです。
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もし、生活費には困っていないけれど、「何か新しいことを初めてみたい」という方は3Dプリンタを試してみてはいかがでしょうか。
今後伸びていくマーケットの一つだと個人的には思っているので、もしかすると新しい仕事に繋がる、なんてこともあるのかもしれません。
最後に
実はこの後、強度を高めるために針金を中に挿入するためにモデルを改良したのですが、ちょっと記事が長くなってしまいましたので、また次回の記事で書こうと思います。
よかったらまた覗いていただけると嬉しいです。
最後までお付き合いありがとうございます!
それでは、また!
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